時計道12:ダブルスピードマスターの襲来&デイトナ+カルティエLOVE

時計道

こんにちはAlphaです。

前回の時計道ではインターン先でのクロムハーツブレスのサブマリーナーとの邂逅について書きました。この時計の威力は凄まじく、ある程度時計道を突き進むことができた今でも写真を見るとドキドキし、いつかは手に入れようと思わせる魔力を持っています。大学入学時にタグホイヤーとロレックスエアキングを見せつけられ洗礼を受けた話は既にしましたが、今回も大学時代に友人の時計にやられた話をしたいと思います。

ダブルスピードマスターの襲来

Alpha大学生が入学した大学にはクラスがあり、大学一年次にはほぼ毎日クラスのメンバーで受ける授業がありました。そのクラスは20人と少しの人数で構成されており、10人程度の仲がいいグループがありました。冬休みを終えて大学へ行くと、なんと機械式時計なんて全く興味なさそうだった男子2人がオメガのスピードマスターを着けていたのです。1人は私と同じく浪人していたので成人記念に、もう1人の理由は忘れてしまいました(笑)が、2人とも記念に父親に買ってもらったと言っていたました。既に入学時のタグホイヤーとエアキングで十分にやられていたAlpha大学生のHPはこの事件で完全に無くなりました。冬休み明けに大学に行くと、仲良いメンバーのうち2人がいきなりオメガをつけている衝撃はなかなかのものです。1人はオートマチックで、もう1人はプロフェッショナルでしたが、当時は二次流通価格で、オートマチックが20万、プロフェッショナルが30万くらいだった記憶があります。このオメガにしても、今の価格と比べると全然違いますね。ただ今は定価がプロフェッショナルモデルが100万円以上しますが、オメガについてはモデル含めて私が全然わかっていないので、どこかのタイミングで勉強したいと思っています。20万円、30万円であれば頑張ればなんとか買える金額であったとは思いますが、やはりそこは「1本目から一生愛せる時計、そしてそれはロレックス!」と高校時代に決意したAlpha大学生らしく、スピードマスターを買おうとは微塵も思わなかったのでした。今思えば「なんで買わなかったんだろう、その金額でスピマス手に入ったなら買っておけば良かったのに」と少し思ってしまいますが、それほどまでに記念すべき1本目は私にとって大事なことだったのでしょう。ペプシを絶対に買うんだ!というAlpha大学生の決意は固いのでした。

デイトナ+カルティエLOVE使いとの遭遇

大学一年の終わりからは当時東京で一番大きかったであろうパーティー団体に所属し、最初はそこでプロモーターというクラブイベントでの集客を行う運営メンバーをしていたのですが、後半からはDJとして関わっていました。運営もゲストも大体決まった大学群のメンバーだったのですが、一つ突出した大学がありました。お金持ちの家に生まれたとして、その親は子供に好きなようにお金を与えるか、そうはしないかというのは大きな分かれ道だと思いますが、その大学は前者の子供達が多かったです。クラブのVIPシートをとって一晩で100万使うなどはザラで、私の大学にはそういう人たちはいなかった(大学は大きいので、自分が関わっている人がたまたまどういう人なのか、に依る可能性が高いですが)ので、こんな人たちもいるのかと驚きもあり、面白さもありました。その中で一番驚いたのが題にもある通り、左手にロレックスデイトナを付け、右手にカルティエのLOVEブレスレットを3連くらい付けていた男と出会った時でした。普通にナイスガイでしたが、自分の周りにデイトナ使いもカルティエのLOVE使いもいなかったのでかなり驚きました。

終わりに

こうしてスピードマスターやデイトナといった高級機械時計が身の回りに増えていったAlpha大学生でしたが、ロレックスを買うんだ!ペプシを買うんだ!を強く決意していたので、他の時計に心揺さぶられることはありませんでした。今想像すると、大学時代に6桁のペプシがステンレスで登場していたら、なんとしてでも手に入れようとしていた気がします。ただそうはならなかったのが人生ですね。欲しいペプシはまだ発売されていないので、その欲はどこか宙に浮いている感覚を持っていたAlpha大学生ですが、ついにペプシが復活するのでした。

続く

コメント

タイトルとURLをコピーしました