時計道11:人生初のクロムハーツロレックスとの邂逅 “イカつすぎるヴィンテージサブマリーナー”

時計道

こんにちはAlphaです。

前回から時計道も大学生編へと突入しました。大学入学と同時に同級生のタグホイヤーとロレックスエアキングに面食らったAlpha大学生でしたが、インターン先でとんでもない時計に出くわすのでした、、。

大学生の長期インターン反対派のAlpha

日本の大学は海外に比べてぬるいと言われており、「入るのは難しく出るのは簡単」と言われています。ただ入試は諸外国と比べてもかなり難しいと言われており、大学ではそれほど勉強しなかったとしても、入試を突破したということに大きな価値がある訳です。最近は、推薦入試の割合がどんどん増えてしまっていますが、、。もちろん推薦入試にも色々あるので一概にはなんとも言えません!そんな「モラトリアム」とも揶揄される日本の大学生活ですが、精神的に成長し、様々な経験を積むために非常に重要な期間であると考えています。ただ現在大学は「就職予備校」とも言われているように、就職の為に時間を使う学生が多いように感じています。理系であれば、学士、もしくは修士・博士での研究内容が就職先の仕事内容であったり、研究室から企業への就職枠が確保されていることがありますが、文系はそうではありません。差別化が難しいのでその結果「就活で評価されるために大学生のうちに社会人に近いことをする」意味でインターンが流行ってしまっていると思っています。23歳の歳に新卒で入社して、仮に60歳まで働くとすると約47年間働く訳です、働くしかない訳です。47年間働く前の4年間の学生生活を47年間働く為に使うのはあまりにもったいないと思うのが私の考えです。もちろん、インターンが楽しすぎるからやっている、金銭面でバイトをする必要があるがその代わりに有給インターンをしている、などの理由であればいいと思いますが、「特にやりたくないけど、就活が不安だからその為の経験としてやっている」という理由で長期インターンを行うのには反対です。と言っても、実際に就活でその経験が評価され、いわゆる競争率が高い優良企業に入りやすくなっていることが現実なので、インターンをするという判断になるのも頷けます。その他に、就活で大きな強みになるのは、体育会での部活経験(この場合は企業に枠を持っているパターンもありますが)や留学経験、ビジコンでの受賞歴などでしょうか。結構どれも難しい話なので、これらをしない場合にインターンをすることになるもの自然な流れですね。ちなみに私はガクチカという言葉を最近まで知りませんでした笑。大学の4年間を言われている通りに「就職予備校」として過ごし「いい企業に就職するための準備期間」としてしまったのでは高卒で働いているのと違い(高卒で働くことが悪いとは全く思っていません)ありませんし、「高等教育」が本来目指す姿とは大きく乖離してしまいます。もちろん高等教育を受けずに社会的に成功している方々は沢山いますが、高等教育に対して真摯に向き合い取り組むことは、先人が残した叡智を短期間で習得し自分の人生で活用し成功する可能性を高めると思っています。人類の文明が飛躍的に発達したのはパピルス(紙の原型)が発明され先人達の業績を文字として記録することが可能となり、次の世代の人間が先人が到達した地点までは効率的に至ることができ、そこから人間が至ることのできていない新しい地点への歩みを人生が果てるまで突き詰めたからです。この意味で、先人達が編纂した研究結果を高等教育機関で学ぶことは非常に効率的であり、それは自身の成功確率を高め、ひいては人間といった種の発展に繋がることだと思っています。したがって、現在大学生か今後大学生になる方々には、短期的な「就職」といった視点で自分に与えられた4年間の時間を使うのでなく、俯瞰して活用して欲しいと思います。

そんなAlpha大学生が長期インターンをすることに

さて、そんな長期インターン反対論者のAlphaがなぜインターンをすることになったのでしょうか笑。インターン先の会社はまだあるので、あまり細かくお話する事はできないので、フワっとしてしまうことを先にお断りしておきます。上記の考えを持っていたので一般的なインターンをする気はなかったAlpha大学生ですが、するとしたら「めっちゃ凄い人、めっちゃ偉い人」のところでしたいと思っていました。人生でまだ関わったことのないような凄い人、偉い人と濃密に関わる経験があれば何か得られると思っていたのと共に、単純にそんな凄い人、偉い人が何を考えているのか、どんな人なのか知りたかったのです笑。大学のクラスメイトから、高校時代の友人を紹介され、その人からインターンを紹介されました。私が思い描いていたまさに「凄い人、偉い人」と関われるインターンだったので乗り気になりました。その時に、ちょうどそのインターンを紹介している団体の日本代表がいて、彼女と意気投合しました。結果として、インターン先は複数あり、一番人気のある場所は数ヶ月前に埋まっていたのですが、彼女がその会社の責任者にその場で電話してくれ「とてもいい学生がいたから枠を増やしましょう」と交渉し枠を一つ追加してくれたので、その企業にインターン出来ることになりました。当初は2ヶ月の予定だったのですが、インターン先で非常に高い評価を得たので、そのまま年単位で続けていき学生を統括する話だったのですが、諸事情あり5ヶ月で終わりとなりました。揉めたわけではなく円満ですので、それから10年以上経った今でもその会社のパーティーなどには呼ばれ、未だに参加しています。基本的には長期インターン反対派の私ですが、私が行ったインターンでの経験は今の私を作り上げる基礎となっており、私の専門家(私は会社で特定の部門の専門家として働いています)としての現在のキャリアはこのインターン無くしては有り得なかったと言えるほどに価値のあるものでした。ただ、私のインターンは極めて特殊でレアケースだったので、「一般論としては」インターン以外のことに取り組む方がいいのではないか、というのが私の意見です。ただ、人間は「直感」がとても大事ですし、直感の大体は正しいと科学的にも言われていますので、自分が「これだ!!」と思ったものには飛び込んでみることをオススメします。それが研究であっても、バイトであっても、インターンであっても。

人生初のクロムハーツロレックスとの邂逅

さて、時計道なのに時計の話もせず、私のインターンへの考えと経験を語ってしまいましたが、やっと本題に入ります。クロムハーツロレックスです。インターン先の会社でのことですが、社長は会社にいましたが、会長はほとんど会社に来ないのでお会いしたことがなかったのですね。インターンが始まってから暫くした時に飲み会があったのですが、そこに会長がいらっしゃって初めてお会いしました。そしてその手には付いていたんです、「クロムハーツのロレックス」が、、。存在は知っていましたが、もちろん見たことはなかったので驚愕でした。本当にビックリしました。しかも会長ですから結構お歳を召していて、かつかなり堅い業界なのに、首にはイカついクロムハーツのネックレスをして、腕にはクロムハーツロレックスをつけていたのでカッコ良すぎました。昔から、親譲りの無鉄砲で、人の懐に飛び込むのが上手いで有名なAlpha大学生でしたから、初対面の会長だろうがお構いなしで、挨拶も早々に聞いていました「それクロムハーツのロレックスですか!?」と。「そうだよ」と嬉しそうに答えてくれ、付けさせてくれました。どうにか貰えないか(笑)と考えましたが、いい策が浮かばずに諦めました。Alpha大学生も一時期はクロムハーツのネックレスを付けておりもう着けなくなってしまったのですが、このロレックス用のクロムハーツのブレスはいつか手に入れたいと思っております。随分前に既に日本からはロレックス用のブレスのオーダーはできなくなってしまったので、手に入れるのは金額的も手間的にも結構大変そうですね。ただ「これだけはいつか手に入れよう」と思わせる魅力があります。クロムハーツというブランド自体はもう使っていないのにもそう感じさせるのは凄い魔力だと思います。

続く

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