こんにちはAlphaです。
今回はiPhoneの写真を綺麗に撮れる設定を紹介します!
私の周りの時計好きで「最新のiPhoneに変えたら画質が悪い!おかしい!」と言っている人が何人かいたのですが、今のところ100%今回紹介する方法で解決しているので読者の皆さんも試してみてください。
最新のiPhoneに変えて、どんどん高くなって、カメラ性能も上がっているはずなのに画質が悪くなるなんて耐えられないですよね。
実はこの問題は「iPhoneの性能が良くなって、そのままでは写真のデータ量が大きすぎて容量が逼迫するので、あえて汚くしている」から起こっているんですね。
だから設定を変更して「iPhoneのポテンシャルを最大限引き出してあげる」ことできっと昔よりも綺麗な写真が撮れるようになるはずですよ。
「前置きはいいから早く教えてくれ!今すぐ知りたいんだ!」というそこのあなた、次の結論だけ読んで設定を変えてください!それで解決です。
結論
ズバリ結論です!
設定→カメラ→フォーマット→「高効率」を「互換性優先」に変えるだけ!
しっかり順を追って知りたいみなさんはこの続きも読んでくださいね。
そもそもなんで画質落ちたの?
まずはそもそも「なぜ画質が落ちたように感じてしまうのか」をお話ししましょう。
iPhoneは進化しすぎました。
私はiPhone3GSからのiPhoneユーザーですが、当時とは比べものにならないほどの画質になっています。その分「写真1枚のデータ量」も多くなっているんですね。
例をあげましょう。
これは私が10年以上前にiPhone3GSで撮影した写真です。
自然光でいい感じに撮れたので、今見ても綺麗ではありますね。
この写真1枚のデータ量は933KB(キロバイト)で、わかりやすくMB(メガバイト)にすると0.933MBです。
※ 1TB→1,000GB / 1GB→1,000MB / 1MG→1,000KBとなっています。正確には2進数なので1,024ですが1,000としています。
そしてこれが現在私が使っているiPhone14 Pro Maxで今撮った写真です。当然新しいモデルなだけあり綺麗ですね。
そしてデータ量が7.1MBとなっており、先ほどのiPhone3GSの写真の「7.6倍」の重さになっているのです。
現在は写真に動画にゲームと携帯のストレージを圧迫するコンテンツが沢山あります。
そのままでは「iPhoneはすぐ容量なくなる!ダメだ!」と言われかねないので、実は知らないところでiPhoneの本来の実力を封印しているのですね。
それで「写真」についてはデフォルトの設定では「データを圧縮」して、容量を節約しているのです。
ちなみにiPhone13以降の「Pro」が付くモデルでは、時計などを接写しようとすると「超広角レンズを使用したマクロ撮影」になりますが、超広角レンズはメインレンズよりも解像度も低く、撮影サイズも小さくなるので同じJPEGで撮影してもデータ量は小さくなります。
デフォルト設定はJPEGからHEIFへ変わっていた!
iOS11から静止画のフォーマットが一般的に利用されているJPEGに変わってHEIFとなりました。
JPEGやHEIFというのはフォーマットと呼ばれるもので、画像の保存形式のことです。
HEIFにすると、JPEGに比べて写真の容量が半分くらいまで減ると言われていますが、その分画質も落ちてしまうのです。
HEIFは「High Efficiency Image File Format(高効率画像ファイル)」の略で、名前にある通り「高効率」なのです。
「高効率」なので、容量が半分に減ったからといって、画質は半分までは落ちません(もし半分まで落ちるのであれば「効率は一緒」ですね)。
例えば、100というデータ量で画質が100のJPEGの写真があったとして、それをHEIFでは50のデータ量で70の画質で記録できるとしましょう。
・JPEG:画質100 / データ量100 → 効率1
・HEIF:画質70 / データ量50 → 効率1.4(高効率)
するとHEIFは確かに「高効率」なのですが「絶対的な画質の良さはJPEGに劣る」のです。
このようにHEIFは高効率ですが、JPEGに比べて画質は落ちてしまうので「一番綺麗に撮りたい!」ユーザーにとってはベストな選択ではないでしょう。
私の感覚では、特に時計の撮影のように「被写体に寄った」撮影で、被写体の細かい部分が潰れてしまって「なんだか変だなあ」という写真になってしまうように感じます。
なので、綺麗に写真を撮りたいユーザーはiPhoneの設定をHEIFからJPEGに変えてあげる必要があるのです。
綺麗な写真を撮れるようにJPEGに設定を変えよう
まずは「設定を開いて」
カメラをクリック
次の画面で「フォーマット」をクリック
次の画面で「互換性優先」をクリック
こうすることで、デフォルトではHEIFだったフォーマットがJPEGとなり、より綺麗な写真を撮影することができるようになりました。
終わりに
今回は、iPhoneが進化したゆえに変わってしまったデフォルト設定を変更して、より綺麗な写真を撮るためのTipsを紹介しました。
この「フォーマット問題」が画質を落としてしまっている事が多いですが、他にもiPhoneで綺麗な写真を撮るコツは沢山ありますので、これからも紹介していきますね。
コメント